この神経細胞は、例え頭の脳細胞が死滅しても最後まで動き続けているのです。
また、我々の大切な精神(睡眠・体温調整・気分・食欲・心血管系・痛みの認知他)をコントロールする物質、『セレトニン』も全体の95%は小腸内(脳内では1%)で作られている。この物質が少なくなると、うつ病の症状が、発症する。
現在のうつ病は、この『セレトニン』の不足で起きているのではないかと考えられるのです。
この『セレトニン』の原料は、トリプトファンといった必須アミノ酸の一種が原料で作られます。
主に赤みの魚や木綿豆腐等に含まれます。
他に腸内には、人間が分泌するすべてのホルモンが存在します。
如何に腸内環境が大切だという事はわかりますね。
我々は全て脳で判断していると考えていますが、実は小腸がその親玉なのかもしれません。
『リュウマチ』『膠原病』
これらの病気は、現代医学では、原因不明の病気と言われています。しかし。これは当然のことで、この病気の原因は、本人しかわからないからです。
科学的に起きている現象
・・・たとえば、血中の「尿酸」が高いとか、血液中の細菌数が以上に増えているとか、白血球の数が高いとか・・・
は、検査できても本当の原因追及はできないからです。
『現象心理学』の考え方では、まず、本人(生活習慣やストレス)が原因で当たり前にその病気が起きた。つまり偶然ではなく、本人が望んでその病気になったと考えるのです。
また、その病気が本人に何を伝えようとしているのかを考えることが大切なのです。
あくまでも我々の体に起こる病気は、「我々を滅ぼすものではなく、我々の生命を救うものと考えることが、『現象心理学』の基本的な考え方なのです。
では、この「リュウマチ」や「膠原病」は、我々に何を訴えかけているのでしょう。
これは、起きるまでのプロセスをひも解いてみるとわかりやすいかもしれません。この病気は、多くの方が女性で、それも長期の介護や極度な労働の後に起きやすい傾向にあります。それも、発症するタイミングは、介護や重労働から解放されたとき。
このことから何がわかるのでしょう?
つまり、その予兆は、その前から起きていたこと。
それを無視して頑張ってきた結果、やっと介護や重労働から解放され、自分の体のことを真剣に考えた時に「病気の進んだ体」に気付くといった具合ではないでしょうか?
その時に、なぜこの病気(「リュウマチ」「膠原病」等)になったのかを考える前(原因を追究する前)に、病院へ行って薬治療に入ってしまうことが問題ではないかと思えるのです。
もしかして、体は単純に「疲れ切った体を休めてください!」「冷え切った体や心を温めてください!」と病気を通して訴えているのではないでしょうか?
それでは、治療の為に何をすればよいのか?
答えは、本人の体のみが知っています。その答え通りに、行動をすると必ず良い方向へ進むはずです。
対処方法は、個々に違うはずですが、それを無理やり一般論で考えるのなら・・・
ゆっくりと湯治場治療をすることでしょう。温泉で体と心を温め、体が欲している食事を食べながら、のんびりと自然の中で忘れかけていた、草花の美しさや、心休まる空気を吸うことでしょう。
期間は、体が教えてくれます。ただし、気を付けなければならないことは、良い兆候に体が変わるときには、必ずその「お知らせ(メンケン反応)」があるということです。それだけは、苦しくても耐えなければなりません・・・と言っても1週間ぐらいです。
以上は、あくまでも一般的な例ですので、本来はカウンセリングの中でその方があった方法論を本人が見つける必要性があるのです。
以上 <問題1>の私の考え方です。
「声枯れ」の原因は、「喉頭炎」「声帯ポリープ」「喉頭癌」「声帯結節」「声帯麻痺」などが医学的には考えらます。また、痛みを伴う場合は、「喉粘膜の炎症」かもしれません。
しかし、これを『現象心理学』の角度から見たらどう捉えればよいでしょう。
『現象心理学』の基本的な法則は、
① 自分自身が無意識に望んで起こしたと考える。
② この症状を起こすことにより、身体があなた自身に何か重要なことを伝えようとし
ていると考える。(これ以上重大な病気や出来事が起こる前にブレーキをかけさせ
る。)
③ 究極のゴールとして、あなたの家系(血統)に引き継ぐ呪縛を認識させる現象と
して身体が訴えている。
これらの法則から、「声枯れ」といった現象をどう理解することができるでしょう。
つまり、「今まで自分の言いたいことを抑えてきた!」または、「言わなければいけないとわかっているのに、それをずっと言い出せなかった!」といった状況が、この症状が起きる前にあったのではないかと考えるのです。
こういった時、人間の体は、どういった反応を見せるかというと、咽頭の部分に知らず知らずのうちに余分な力がかかり続け、長期間の血行不良が起こっているのです。それによって、その部分の免疫機能が異常に低下をして、炎症を起こりやすくしていると考えるのです。
確かに喉の使いすぎから起きる、血行障害(炎症)も考えられますが、それよりも、やはり「言えない」とか「言いたくない」といったストレスからくる血行障害の方が深刻な病気につながりやすい傾向があるといえるでしょう。
では、身体は、そういった症状からいったいあなたに何を伝えようとしているのでしょうか?
問題2を見ると、
「今日は大切なプレゼンの日なのに、声がでなくなった・・・」
ということは、身体自身は、「この仕事をこのまま続けるとあなたの体は、確実に悪い方向へと移行しますよ!」と暗黙のうちに知らせているのではないでしょうか?
特に喉に炎症がみられるということは、陰性の病気(脳腫瘍や脳梗塞等)に移行しやすいと教えてくれているのかもしれませんし、仕事の側面からいうと、最悪の事態になることを予測しているのかもしれません。
だからといって、「転職すべき」とか、「業務内容を見直せ」といっているのではなく、
「なぜ、自分はこの会社を選んだのか?」
「なぜ、自分は、今、ここにいるのか?」
「なぜ、自分がこのプレゼンのチャンスを得たのか?」
「本当に自分一人で今を生きているのか?」等々、
あなたの身体は、あなた自身について「喉枯れ」を引き起こすことにより、真剣に考えるチャンスを与えてくれたのではないでしょうか。
もし、あなたが「声枯れ」を起こしたならば、単純にこう自分に聞けばよいのです。
「私は、いったい何を隠そうとしているのだろう。」
「なぜ、正直に伝えることができないのだろうか。」
・・・「本当の私が望むことは?」・・・
「嘘の自分を貫くよりは、正直な自分を貫いた方が、必ずうまくいく!」
「『声枯れ』を起こした喉に心から感謝します。私に大切なことを教えてくれて!」
後は、あなたの「喉」が望むとおりにしてあげればよいのです。
では、『ぜんそく』はどのように捉えればよいのでしょう?
この病気は、最近特に大人に多く見られる「ストレス病」の一種なのです。
東洋医学的に言えば身体が冷えから水滞を起こし、水分を短時間で「呼吸」というメカニズムで排出するために「ぜんそく」の症状を引き起こしていると考えるのですが、
『現象心理学』では、「愛情不足」のストレスからこの症状を引き起こしていると考えるのです。
特に「父親的な存在」に対する、「愛情不足」。
ですから、子供の「ぜんそく」を除いて、特に女性に多いのがこの病気の特徴ではないでしょうか。
本当は、思い切り甘えたいのです。その象徴として、「ぜんそく」といった一番甘えやすい症状を引き起こしているのです。
ところで、周りで「ぜんそく」で苦しんでいる方がいたらあなたはどうしますか?
以上 <問題2>の私の考え方です。